ホロライフサミット2025エストニア

by Tateki Matsuda

エストニア・タリンで開催されたホロライフサミット2025ヨーロッパが終了しました。2日間のサミットに加え、前後の特別プログラムを含めた全5日間にわたるイベントには、世界中から健康最適化とウェルネスに関心を持つリーダーたちが集結しました。

サミットテーマ「The Longevity Goldrush」が示す新時代

今回のテーマ「長寿のゴールドラッシュ」は、単なる寿命延長ではなく、健康寿命を最大化し、120歳時代を見据えた新しいライフスタイルの提案でした。創設者のテームは開会式で、従来のバイオハッキングの「死なないこと(#dontdie)」から、「生きること(HOLOLIFE)」へのパラダイムシフトを宣言。身体、精神、社会、スピリチュアルの4つの側面を統合的に最適化する新しいフレームワークが提示されました。

1. バイキング・アカデミー

エストニアの森深くに再現されたバイキングヴィレッジでのワークショップは、限定30名が参加。古代バイキングの知恵と現代科学を融合させたレジリエンス(回復力)構築トレーニングが実施されました。

2. ホロライフディナー

VIP参加者とスピーカー限定のアップグレードディナーでは、10年以上バイオハッカーサミットのグルメ達を満足させてきたシェフ、サミ・タルベリ氏による特別メニューが提供されました。

提供されたメニュー:

野生のサーモン
・ブロッコリースプラウト
・発酵ビーツ、キムチ、トウヒの新芽のザワークラウト
・マカダミアナッツとペプチドソース
・イラクサ(ネトル)ペースト


トナカイの骨スープ


エルク(ヘラジカ)ヒレ肉のグリル
・スターアニス(八角)のオランデーズソース
・野生ハーブのサラダと
・シーバックソーン(グミ科)のヴィネグレットソース


ダークチョコレート
・野生のクロウベリーとアスタキサンチン
・森の煎じ薬 ×
・薬用キノコとトニックハーブ

3. メインカンファレンス

3日間の本会議では、世界トップクラスの研究者や実践者による講演とワークショップが展開されました。

主要講演ハイライト:

  • Dr. マット・ドーソン(TruDiagnostic):AIとエピジェネティクスによる個別化医療の未来
  • クリスチャン・ブルクハルト(BODI Institute):細胞電圧理論と老化メカニズム
  • Dr. オリ・ソヴィヤルィ:高圧酸素療法、クライオセラピー、光療法の「回復の三位一体」
  • エリック・プロ(KAAPA Biotech):ライオンズメインの臨床試験結果

展示ホールでは、量子エネルギーデバイス、ナノ酸素水システム、振動療法マットレスなど、最新のウェルネステクノロジーが体験展示され、多くの参加者が実際に効果を体感しました。

4. マスターマインド・アイランド

サミット後、ウェルネス業界リーダーがエストニア沖の離島でマスターマインドセッションを実施。ビシェン・ラキアニ(Mindvalley創設者)、ティム・グレイ(Health Optimisation Summit主催者)らと共に、業界の未来戦略を議論しました。

主要議題:

  • AIと健康情報の信頼性確保
  • ウェルネスの政治化への対応
  • グローバル協力体制の構築

「競争より協力」を合言葉に、参加者全員が統一戦線での活動に合意。今後の国際的な連携強化が確認されました。

 

コミュニティの中でこそ人間が真に成長し、栄えるということを再確認させてくれました。

「人間の意図がなければ、どんな創造物も意味を持たない。」

10月に控えるホロライフサミット東京に向けて、志はさらに高まっています。より深いつながり、意義ある交流、そして共に成長する機会を創り出すことに全力で取り組みます。共有するビジョンと揺るぎない「志」に導かれ、より良い人間の未来を共に築いていきましょう。


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