フィンランド・サリーチェア製造工場火災による受注停止について

by Tateki Matsuda

ホロライフセンタージャパンをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

誠に残念ながら、2025年6月12日(現地時間)、当社が日本正規販売店として取り扱っております「サリーチェア(Salli Saddle Chair)」のフィンランド製造工場において大規模な火災が発生し、生産施設が全焼いたしました。

サリーチェアは完全受注生産方式で、ご注文をいただいてからフィンランドの工場で製造し、お客様へ直送する形態を取っております。この度の火災により製造が完全に停止したため、新規受注の受付を停止させていただくことをお知らせいたします。

https://yle.fi/a/74-20167295

火災の詳細

発生状況

フィンランド・Yle放送の報道および製造元からの連絡により、以下の状況が確認されております:

  • 発生日時: 2025年6月12日(木)早朝(現地時間)
  • 場所: フィンランド・ラウタランピ(Rautalampi)サハラン・カルタノ(Sahalan kartano)内の製造施設
  • 被害状況:
    • 約1,300平方メートルの製造施設が全焼
    • すべての生産設備、製造中の製品、原材料が焼失
    • 被害額は数十万ユーロ(日本円で数千万円相当)
  • 人的被害: なし

製造施設について

被災した施設は約200年の歴史的建造物を改装した工場で、サリーチェアの唯一の製造拠点でした。オフィス機能、製造設備、出荷準備中の製品すべてが失われました。

お客様への影響と対応

1. 受注停止について

本日2025年8月1日より、サリーチェアの新規受注を全面的に停止いたします。

受注生産・ドロップシッピング方式のため:

  • 日本国内に在庫はございません
  • 代替品の即時提供はできません
  • 製造再開まで商品のお届けは不可能です

2. ご注文済みのお客様への対応

製造開始前のご注文(6月12日以前)

  • 製造が不可能となったため、全額返金にて対応いたします
  • 3営業日以内に個別にご連絡差し上げます
  • 返金は銀行振込またはクレジットカードへの返金で対応

製造中・出荷準備中だったご注文

  • 火災により製品が焼失した可能性が高いです
  • 製造元と状況を確認中です
  • 確認が取れ次第、全額返金の手続きをいたします

3. 返金手続きについて

ご注文いただいたすべてのお客様に対して:

  1. 個別にメールまたは電話でご連絡
  2. 返金方法の確認(銀行振込/クレジットカード返金)
  3. 5営業日以内に返金処理完了

製造元の現況と今後の見通し

サリーチェアの創業者兼CEO、ヴェリ・ユッシ・ヤルカネン(Veli-Jussi Jalkanen)氏からの情報:

  • 当面の対応: 代替製造施設の確保に数週間を要する
  • 製造機械: すべて焼失したため、新規調達が必要
  • 再開時期: 最短でも3-6ヶ月後の見込み(未確定)
  • 展示会: 予定されていた国際見本市への出展は中止

今後のサービスについて

受注再開の見通し

  • 現時点で明確な再開時期は未定です
  • 製造体制が整い次第、メールマガジンで優先的にお知らせします
  • 再開時は事前予約制を検討しています

バイオハッカーコミュニティの皆様へ

サリーチェアは、その独特な鞍型デザインにより骨盤を正しい位置に保ち、長時間の作業でも疲労を軽減する、バイオハッカーにとって重要なツールです。

この度の火災により、皆様の日々のパフォーマンス最適化に貢献できなくなったことを、心よりお詫び申し上げます。

製造が再開されるまでの間、以下の情報提供を強化いたします:

  • 姿勢改善に関する最新研究情報
  • デスクワークにおける健康維持のヒント
  • 代替的なエルゴノミクスソリューション

皆様の健康とパフォーマンス向上への取り組みを、別の形でサポートさせていただきます。

この度は、お客様に多大なご迷惑をおかけしますことを重ねてお詫び申し上げます。

サリーチェアは、フィンランドの職人技術と最新の人間工学が融合した特別な製品です。一日も早い製造再開を願いつつ、製造元と緊密に連携し、皆様に正確な情報をお届けしてまいります。

今後とも、ホロライフセンタージャパンをよろしくお願い申し上げます。


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