Hololife Podcast #58 "女性の空腹術” 男と異なる空腹反応・ホルモンに逆らわない・生理周期によって変えよう断食時間

by Tateki Matsuda

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エピソードの要約

00:00:00 ホルモンに逆らわない・周期が整えば全てが変わる・女性の為の空腹術

00:01:57 本日のテーマ「女性の健康・保健・体育2」

00:04:40 七美アナウンスメント「ネパール産のドッグチュー」

00:06:04 干城のアナウンスメント「ホロライフサミット🇪🇪🇯🇵」

00:08:33 女性のリズムを復習「Infradian Rhythm」

00:16:12 なんで断食するの?「空腹時の効能」

00:24:10 男性と異なる空腹反応「ホルモン変動と断食」

00:42:28 食事療法で疾患を抑える「微調整と栄養戦略」

00:45:39 断食明けの食事「何を食べるべきか?」

SHOWノート

Co-host:若山七美

対談中に話した話題

本エピソードで取り上げた記事や内容のリソース・文献・引用

月経周期に合わせた食事スタイル

以下は典型的な28日周期を基にしたプロトコルです。周期の長さが異なる場合は、各フェーズの比率を調整してください。

教科書に書いてあるバランスの良い食事の例(PFCバランスの理想的な割合

  • タンパク質:13~20%(50~64歳は14~20%、65歳以上は15~20%)
  • 脂質:20~30%
  • 炭水化物:50~65%

生理周期によって割合を変えていきましょう

1. 月経期

断食前後の食事スタイル:PFCバランス(カロリーベース)

• 脂質: 60%
• タンパク質: 30%
 • 炭水化物: 10%

ホルモン焦点:エストロゲン生成をサポート
おすすめの食品:良質な脂肪(オリーブオイル、アボカド、ココナッツオイル)、抗炎症性タンパク質、低炭水化物野菜
避けるべき食品:精製炭水化物、砂糖、加工食品

2. 卵胞期

断食前後の食事スタイル:PFCバランス(カロリーベース)

• 脂質: 50%
• タンパク質: 35%
• 炭水化物: 15%


ホルモン焦点:エストロゲンとテストステロンのバランスをサポート
おすすめの食品:腸と肝臓をサポートする食品(アブラナ科野菜、苦味のある緑葉野菜、発酵食品、ベリー類)
避けるべき食品:酒類、カフェイン多量摂取

3. 排卵期

断食前後の食事スタイル:PFCバランス(カロリーベース)

• 脂質:30%
•タンパク質:25%
• 炭水化物:45%


ホルモン焦点:ホルモン代謝をサポート
おすすめの食品:食物繊維摂取量を40g/日まで増加させてエストロゲン代謝酵素を活性化

避けるべき食品:糖分、加工食品

4. 黄体初期

断食前後の食事スタイル:PFCバランス(カロリーベース)

• 脂質:55%
• タンパク質:30%
• 炭水化物:15%


ホルモン焦点:インスリン抵抗性が始まる前の脂質優先戦略
おすすめの食品:良質な脂肪、解毒をサポートする食品(クルクミン、シリマリン、緑茶)
避けるべき食品:糖分、加工食品

4. 黄体後期

断食前後の食事スタイル:PFCバランス(カロリーベース)

• 脂質: 25%
• タンパク質: 20%
• 炭水化物: 55%


ホルモン焦点:プロゲステロンをサポート
おすすめの食品:複合炭水化物(サツマイモ、キヌア、オート麦)、マグネシウムが豊富な食品(ダークチョコレート、種子、ナッツ)、抗炎症性脂肪
避けるべき食品:カフェイン、精製糖、アルコール

断食中の一般的な課題

1. 空腹感と食欲

断食初期には空腹感が強く感じられることがあります
解決策:
• 断食時間を徐々に延ばしていく
• 断食前の食事で健康的な脂肪とタンパク質を十分に摂る
• 断食中は水、ハーブティー、ブラックコーヒーなどを飲む
• 空腹のピークは約20分で過ぎ去ることを認識する
• 空腹感と「食べたい欲求」を区別する

2. エネルギー低下と疲労

特に断食初期には、体がケトーシス(脂肪燃焼モード)に移行する際にエネルギー低下を感じることがあります
解決策:
• 電解質(特にナトリウム、カリウム、マグネシウム)を十分に摂取する
• 断食中の運動強度を調整する
• 十分な睡眠をとる
 • ホルモンサイクルに合わせて断食時間を調整する(特に黄体期では短時間の断食に留める)

3. 頭痛と頭がぼーっとする症状

血糖値の変動や脱水により、頭痛や思考の明晰さの低下が起こることがあります
解決策:
• 水分を十分に摂取する(体重1kgあたり30ml)
• 海塩や電解質パウダーなどを水分補給用の飲み物に追加して電解質を補給する
• 断食前の食事で砂糖や精製炭水化物を減らす
• 断食を徐々に延長し、体を適応させる


4. ホルモンの乱れ

不適切な断食は、月経不順、PMS症状の悪化、不妊などのホルモンの乱れを引き起こす可能性があります
解決策:
• 月経周期に合わせて断食を調整する
• 黄体期には断食時間を短くする
• ストレスを管理し、コルチゾールレベルを抑える
• 断食と栄養豊富な食事のバランスを取る

 


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